意外かも知れませんが、うんこは子どもにとってとても身近な問題です。
子どもによってはうんこが出来なくて便秘になる子が一定数います。
トイレが怖くて、おむつが卒業できない子も大勢います。
我が家の息子もうんこができなくてとても悩みました。
うんこを出すのが怖いと言って、深刻な便秘になり一年近く小児科に通いました。
そんな時に読んだのがうんこの絵本です。
うんこの絵本は、トイレトレーニングを進めるために読んだり、うんこの知識を身につけるために読んだり、ただ楽しいから読んだりと、時期によって読む目的が異なります。
今回は様々なうんこをモチーフとした絵本を紹介します。
皆さんの絵本選択の一助になれば幸いです。
うんこ!
作:サトシン 絵:西村敏雄 出版:ぶんけい 2010年発行
とにかく楽しい!!
子どもがケラケラ笑って、お気に入りになり、何度も読みました。
独特のリズムに魅了されます。絵も文章も、一度見たら忘れられない、そんな絵本です。
生まれたてのうんこが主人公。
ストーリー形式で、うんこの一生が描かれています。
うんこにまつわるダジャレでお話が進み、学び的な要素はほとんどありませんが、子供は大好き。大人も大好き。
ひらがなで書かれているので、子どもが一人で読める絵本です。
みんなうんち
文・絵:五味太郎 出版:福音館書店 1977年発行
五味太郎さんの名作うんち絵本です。
人間に限らず、様々な生き物の様々なうんちが登場します。
うんちに対して親近感を持てる絵本です。
いろんな場所で、いろんな形、いろんなうんちがある。生き物はみーんなうんちをします。
絵と文章のバランスが良く、小さいお子様への読み聞かせにぴったりです。
我が家でも息子のお気に入りになり、何度も何度も読みました。
おむつのなか、みせてみせて!
文・絵:ヒド・ファン・ヘネヒテン 訳:松永りえ 出版:PIA 2018年発行
我が家ではトイレトレーニングの一環で購入しました。
子どもがうんちをオムツではなくトイレですることを自然と学べるストーリーです。
また、様々な動物のうんちが登場するので、形状やニオイの違いに気づけます。
おむつの部分が開けられる仕掛けになっており、子どもが楽しみながらうんちについて学べる絵本です。
最後には、トイレでうんちでするのって気持ちいいしかっこいいよね!と子供が気付ける内容です。
いちにちうんち
文:福部明浩 絵:川嶋ななえ 出版:PHP研究所 2020年発行
ダイナミックな絵でうんちが表現されていて、子供が好きなおふざけもあり、幼児が笑いながら読める絵本です。
主人公の男の子が一日、様々な生き物のうんちになる話です。
笑いながら、様々な動物のうんち雑学が学べます。
(例えば、ジャコウネコのうんちから高級コーヒー豆ができるなど。)
人に話したくなるうんちの雑学がたくさん載っています。
うんこのえほん うんぴ・うんにょ・うんち・うんご
文:村上八千世 絵:せべまさゆき 出版:ほるぷ出版 2018年発行
大便博士がうんこの種類について教えてくれる絵本です。
この絵本を読んだ後は、自分のうんこを観察したくなります。
実際に息子は、この絵本を読んだ後に「今日はうんにょだった。」などと教えてくれるようになりました。
「うんごだったから、野菜食べなきゃ!」と息子も自分で考えるようになりました。
体調とうんこの関係性を細かく説明してくれるので、大人にとっても学びの多い絵本です。
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