皆さんはネコは好きですか?我が家は大好きです。
今回は、ネコ好きが選んだ、ネコが主人公の絵本を紹介します。
ネコの絵本と一括りに言っても、様々な絵本があります。
飼い猫のお話、子猫のお話、友達とのお話など、子どもの興味に沿った様々な絵本があります。
お子様の絵本選びの参考になれば幸いです。
にゃんにゃん
文・絵:せなけいこ 出版:福音館書店 1977年発行
女の子と猫の家族のお話です。
せなけいこさんの絵本に共通する、なんかよくわからないけどクセになる、そんな絵本です。
とにかく子猫たちが可愛くて、猫好きにはたまらないです。
文章は少なめですが、リズムがよく、読み聞かせにぴったりです。
絵は紙を切ったりちぎったりして描かれてあり、優しい感じがします。
物語の最後に子猫たちが眠るので、我が家では寝る前の読み聞かせ絵本で大活躍しました。
おすすめの年齢:0〜4歳
くろねこ ちゃこ の ぼうけん
文・絵:相野谷由起 出版:日本マクドナルド株式会社 2020年発行
こちらはマクドナルドのハッピーセットの絵本です。
温かな絵と優しい文で語られるちょっと不思議なお話で、想像力を刺激してくれる絵本です。
飼い猫の黒猫ちゃこが覗いている世界(長靴の中やベッドの下)に想像をめぐらせた物語です。
話の展開や文章量、可愛らしい絵が、おやすみ前の読み聞かせにピッタリです。
おすすめの年齢:2〜6歳
11ぴきのねこ
文・絵:馬場のぼる 出版:こぐま社 1967年発行
ネコ絵本の名作中の名作。
11匹の猫が協力し合い、巨大な魚を捕まえるお話です。
可愛い絵とワクワクする展開に引き込まれます。
ひらがなで書かれているので、幼児が1人で読んでみたくなる絵本です。
物語は起承転結がしっかりしていて、ハラハラワクワクしながら読み進められます。
おすすめの年齢:3〜6歳
ちいさなねこ
文:石井桃子 絵:横内襄 出版:福音館 1963年発行
こちらもネコ絵本の名作中の名作です。
子猫がお家を飛び出してしまい、お母さん猫が助けにいくお話です。
リアルな絵で描かれているため、出版された60年代の日本の情景がよく分かります。
子猫の目線で描かれた絵に、ドキドキします。
息子は臨場感たっぷりの絵を見て、子猫のことが心配になったようで、「怖い〜」と言っていました。
好奇心旺盛な子猫と、子供を愛するお母さんネコの様子が対称的に描かれていて、読んでいる大人はきっとお母さん猫に感情移入することでしょう。
おすすめの年齢:3〜6歳
あばれネコ
文・絵:キューライス 出版:KADOKAWA 2020年発行
ポップで可愛らしい絵本です。
読むと元気が出ます。
何度読んでも息子が大爆笑します。ギャグ要素が強く、ひたすら猫が暴れ回ります。
猫の動きを表現した言葉が秀逸です。わたしのお気に入りは「タシタシタシー!」
大人も子どもも大好きな絵本です。
おすすめの年齢:1〜6歳
ながいながいねこのおかあさん
文:キューライス 絵:ヒグチユウコ 出版:白泉社 2020年発行
とても不思議なお話です。
長い長い体のお母さん猫と子猫の、成長と愛の物語です。
人気絵本作家のヒグチユウコさんが描かれた可愛らしい子猫の表情は必見です。
猫のしなやかさと柔らかさが描かれています。
物語は、ぶっ飛んだ内容でとても面白いです。一度読むと忘れられません。
おすすめの年齢:2〜6歳・大人
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